そして、石は
ひつじになる。
そして、石はひつじになる。

COCON YARD〜古今の中庭〜

かつて家具工房として使われていた空間が改修され、
そこに暮らす人々や街を繋ぐ拠点へと生まれ変わりました。

古いものを受け継ぎながら、
豊かな「今」をカタチにする。
そんなデザイン事務所の新しい空間と、
そこに込められた想いをご紹介します。

自然と街を繋ぐ、時間を宿したデザイン事務所

入り口に立つと、かつて線路を支えていたような枕木の小道が奥へと続き、足元には青々としたハーブが優しく香ります。その道を誘われるように進んだ先で迎えてくれるのが、重厚で懐かしい、大きな木製の引き戸です。

この扉、小倉北区長浜にあった旧庄屋・岩松家の蔵で使われていた「内戸」。2023年秋の解体時に譲り受け、この場所に美しく蘇らせました。長い歳月、大切に扱われてきた木肌の質感は、時間が経っても色褪せない「デザイン」の力を物語ります。古き良きものを受け継ぎ、未来へと開く扉として、COCON YARDの顔となりました。

古き梁をそのまま残し、壁や床を改修。デザイン事務所のコミュニティスペースとして利用できます。
駐車場から続く枕木の道が目印。
春夏秋は中庭にハーブが青々と茂ります。
入り口の引き戸、味のある木目。

一歩中へ入ると、家具工房だった頃の梁や柱がそのまま残された、開放的な空間が広がります。壁や床に新たな息吹を吹き込んだこの場所は、現在、建築・インテリアを手掛けるデザイン会社「Cocoon Design INC.」の事務所。

近隣にある「ひつじcafe」や「山の家 粋邑」の改装を手掛けたのも、同社です。雰囲気のいい店舗の改装から、住む人の声に寄り添う住宅まで。古いものの価値を見つめ、現代の暮らしに豊かな「今」を生み出すデザインを心がけています。

「循環」からはじまる、コミュニティ

COCON YARDが空間づくりと共にもうひとつ大切にしているテーマ、それが「循環」です。

「循環」という言葉は、ギリシャ語で「輪」を意味する kyklos(キクロス) に由来します。血液の巡りや、資源の再利用のように、物やエネルギー、そして人の想いが繋がり、回り続ける動きのこと。

2025年イベント事例のご紹介。NPO法人Poopのうんこを巡る循環のお話ワークショップです。(写真は民泊粋邑)
会場は最大30~40名収容。プロジェクターやオープンキッチンを揃えており、古き什器もバックヤードにあります。トークイベントや展示会などにご利用いただけます。
オープンまもない頃のイベント。靴箱がない中、お客様が綺麗に揃えてくれました。玄関先では靴を脱いで裸足で利用いただきます。
フィールドを活用したワークショップもご利用できます。玄関先から森までは徒歩15分。
植物採取のワークショップ。自然は、近寄ると形も色も様々です。
自然豊かなフィールドには、こんなに大きな葉っぱもありました。
講師にお呼びしたのは糞土師の井沢正名さん。野糞に生涯を掲げる。映画『うんこと死体の復権』出演

環境汚染や資源の枯渇、人間関係の希薄化など、現代社会には立ち止まってしまいそうな課題が多くあります。しかし、私たちはそれをただ憂うのではなく、次の一歩を踏み出すきっかけにしたいと考えています。これからの時代に本当に必要なものは、未来へ繋がる持続可能な「循環」を生み出すことではないか、と。

自由なクリエイティブスペース

自然と人がただ手を取り合うだけでなく、もっと深いところで、すーっと深呼吸をして自然のサイクルへと還っていくような感覚。それは人間の意識の奥底にある、心地よさを求める本能に近いものかもしれません。

この想いを体現するため、COCON YARDの広いスペースは、イベント会場やコワーキングスペースとして開放しています。

現在は、定期的に街の方々が集まるワークショップやイベントを開催していますが、もっと人と人、人と自然が新しく出会う場所になることを願っています。ただのオフィスではなく、ここを起点に新しい「循環の輪」がじわじわと広がること。より多くの人が、この場所で深呼吸し、心地よい巡りを感じてもらえることを目指しています。

平尾台の豊かな自然に抱かれたCOCON YARDで、あなたも新しい循環の物語に触れてみませんか?

以下、COCNYARDの利用詳細です。ご利用の方はお気軽にご連絡ください。

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