COCON YARD〜古今の中庭〜
かつて家具工房として使われていた空間が改修され、
そこに暮らす人々や街を繋ぐ拠点へと生まれ変わりました。
古いものを受け継ぎながら、
豊かな「今」をカタチにする。
そんなデザイン事務所の新しい空間と、
そこに込められた想いをご紹介します。
自然と街を繋ぐ、時間を宿したデザイン事務所
入り口に立つと、かつて線路を支えていたような枕木の小道が奥へと続き、足元には青々としたハーブが優しく香ります。その道を誘われるように進んだ先で迎えてくれるのが、重厚で懐かしい、大きな木製の引き戸です。
この扉、小倉北区長浜にあった旧庄屋・岩松家の蔵で使われていた「内戸」。2023年秋の解体時に譲り受け、この場所に美しく蘇らせました。長い歳月、大切に扱われてきた木肌の質感は、時間が経っても色褪せない「デザイン」の力を物語ります。古き良きものを受け継ぎ、未来へと開く扉として、COCON YARDの顔となりました。




一歩中へ入ると、家具工房だった頃の梁や柱がそのまま残された、開放的な空間が広がります。壁や床に新たな息吹を吹き込んだこの場所は、現在、建築・インテリアを手掛けるデザイン会社「Cocoon Design INC.」の事務所。
近隣にある「ひつじcafe」や「山の家 粋邑」の改装を手掛けたのも、同社です。雰囲気のいい店舗の改装から、住む人の声に寄り添う住宅まで。古いものの価値を見つめ、現代の暮らしに豊かな「今」を生み出すデザインを心がけています。
「循環」からはじまる、コミュニティ
COCON YARDが空間づくりと共にもうひとつ大切にしているテーマ、それが「循環」です。
「循環」という言葉は、ギリシャ語で「輪」を意味する kyklos(キクロス) に由来します。血液の巡りや、資源の再利用のように、物やエネルギー、そして人の想いが繋がり、回り続ける動きのこと。








環境汚染や資源の枯渇、人間関係の希薄化など、現代社会には立ち止まってしまいそうな課題が多くあります。しかし、私たちはそれをただ憂うのではなく、次の一歩を踏み出すきっかけにしたいと考えています。これからの時代に本当に必要なものは、未来へ繋がる持続可能な「循環」を生み出すことではないか、と。
自由なクリエイティブスペース
自然と人がただ手を取り合うだけでなく、もっと深いところで、すーっと深呼吸をして自然のサイクルへと還っていくような感覚。それは人間の意識の奥底にある、心地よさを求める本能に近いものかもしれません。
この想いを体現するため、COCON YARDの広いスペースは、イベント会場やコワーキングスペースとして開放しています。
現在は、定期的に街の方々が集まるワークショップやイベントを開催していますが、もっと人と人、人と自然が新しく出会う場所になることを願っています。ただのオフィスではなく、ここを起点に新しい「循環の輪」がじわじわと広がること。より多くの人が、この場所で深呼吸し、心地よい巡りを感じてもらえることを目指しています。
平尾台の豊かな自然に抱かれたCOCON YARDで、あなたも新しい循環の物語に触れてみませんか?
以下、COCNYARDの利用詳細です。ご利用の方はお気軽にご連絡ください。
